2008年07月11日
安里さやか 美珠織り展 〜ビーズの織りなす世界〜

安里さやか 美珠織り展
〜ビーズの織りなす世界〜
2008年 7月15日(火)〜7月20日(日)
午前10時〜午後8時
※最終日は午後6時まで
入場無料
お問い合わせ
プラザハウス アレーナ GLOBAL GALLERY
TEL.098-932-4480
安里さやかさんがビーズ織りを本格的に初めたのは
2001年からで、2000年は琉球伝統の紅型を
工芸指導書で勉強したというだけあって、
紅型のデザインをビーズで織り込んだ作品が
とても印象的で、独特の神秘性があります。
琉球の優雅な文化と西洋のきらびやかな技術が
織りなす、人形やバッグ、アクセサリー。。。
きらきらと輝く作品がちりばめられて
ギャラリーはまるで大きな宝石箱のようになりました。
ビーズ織りにはかなり古い歴史があるのを知っていますか?
古代エジプト時代に宝石の原石や、美しい鉱物などを加工して作った
贅沢なビーズを使用して装飾品を作ったのが始まりとされています。
ずいぶんと前から人々を魅了していたのです。
当時はたいへん貴重な物でしたのでビーズの装飾品を持つ事は
支配者階級、王族のステイタスとされていました。
その後、北アメリカの先住民によってはまぐりの貝殻で作ったビーズが
富の象徴として扱われ、通貨としても使用されていた事も分かっています。
16世紀になって渡米したヨーロッパ人の中の一人、
ベニス人のガラス職人がガラスビーズを製造し、
原住民との交易にも使われたため、
ガラスビースの使用が広まりました。
さまざまなビーズを使ったインディアンの装飾品の技術やデザインは
18世紀後半にヨーロッパに持ち帰られて、
透かし模様や、ネックレス、ブレスレットなどに利用されるようになり、
技術も図案もヨーロッパ好みに発展しました。
19世紀中頃のビクトリア時代には貴族の間で定着し、
豪勢で可憐なアクセサリーやバッグが大流行しました。
1920~30年のアールデコ時代にはビーズ製造、織り、
加工の技術が頂点に達し、最盛期を迎えました。
世界大戦とモダニズムの流れで衰退したビーズ織りですが、
現在ではその魅力が再認識され、ヨーロッパ、アメリカ、
日本でも多くの方がビーズ織りで作品を制作しています。
ビーズ織りには専用の織り機が必要なのですが、
世界各国で子供のおもちゃにまでビーズ織り機が登場するほど
ビーズ織り再燃の時代です。

安里さやかさんの作品は今回は展示のみで、
販売はしていません。
東京をベースに制作、発表されていて、それを見たお客様から
多くのオリジナル注文があり、制作に時間がかかるため、
何ヶ月も待って自分だけのビーズバッグ等を購入されるそうです。
個展を見逃した方は
わざわざ東京の工房まで自分の好みの色や形の
相談に行かれるそうです。
無限の可能性を秘めたビーズ織りを是非ご覧ください。
故郷沖縄での個展をお見逃し無く!
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- at 10:46